ぽつりぽつりとお知らせするホームページを、いったいどなたが見ておられるのかしら、と頁を連ねております。                      津々浦々より温かなお言葉、お電話、そして度重ねてのお菓子のご注文。ご自身も先の見えぬ情況の折、気にかけて下さるご様子に深く感謝申し上げます。 

店主が忘れていた幻のお菓子にリクエストを頂いたり、この10年の間に拵えたお菓子にまつわる記憶のあれこれを伺うと、過ぎ去った時のアルバムを捲っているような不思議な心地がいたします。

まめすずが消失しては困る!と断言する皆さまがおられるかぎり(そんな方がいらっしゃるとは)、存在することができますよ。              きっと、失くしたくない何かを知らぬ内にお預かりしているからなのでしょう。 此処に、どうぞ置いておいてくださいね。