対岸の火事は、のんびりと眺めている。                   己の踵に火がついていると気づいたら俄かに動きだす。            使う道具は遷り変わっても、ひとの本質は変わらぬもの。

もう忘れたようですね、311。                      降り続ける放射能をまいにち食べているわたしたち。             彼の地で住まいを永劫に失った方たちや、人生からはぐれてしまった方たちに、終わりを告げることなど出来ようか。 浮かれることなど出来ようか。

いつだって、惨事を終わらせたいと画策するのは誰か、辿らねばなりません。