変わらぬご贔屓、ありがとうございます。                  24日(月)は祝日ですけれども休業日とさせていただだきます。この連休は梅の花を愛でに出かける方もいらっしゃるでしょう。               どうぞ穏やかな時間をお過ごしくださいませ。

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お元気でお過ごしでしょうか。近頃は、不安や恐れが増す報道が続きますね。

きっと「腎」も弱って来ていることでしょう。補うためにも、まずはきちんと食事で栄養を摂って下さいね。お味噌汁は忘れずに。そして、大地に根をはり生き抜く、冬の根菜類も欠かさずに。怯える心は判断も誤らせます。見つめなくてはならないものを取り違えないでいたいものです。                 そして、ほんの少しのお手伝い、人参をたっぷり焼き込んだお菓子をおやつにどうぞ。

まめすずは、いつもどおり。

今年も、ごろんと届きました。熊本・水俣の畑から。

年経るごとに、旬の到来がますます有り難く感じます。暦から身体が引き剥がされてゆくような変動の中で、太陽を浴び、きちんと実ってくれることが、うつろう日々の錘になってくれているのです。

柑橘菓子のはじまり、腕が鳴ります。

絶品ネーブルオレンジがたわわに生る、福島さんの畑。

「第一回 旅するカタリとお友達 奈々福笑い」にお越しくださいました皆々様、誠にありがとうございました。店内は満員御礼、ぎゅうぎゅう。至らぬところも多々ありましたが、これは次回への宿題とさせて頂きたく存じます。

作家の姜信子さん、説経祭文の渡部八太夫さん、浪曲師の玉川奈々福さん、曲師の沢村さくらさん。沢山の公演を抱える中、この小さな町屋に集まって下さった稀有な夜でした。

帰り際、ぽつりとつぶやくお客さま。「そういえば、近頃は大きな声を出すってことを忘れていたわ。仕事場でも声は潜めているものねえ」           響きを伴わずに伝達する機器に囲まれているせいなのでしょうか、はたまた無関心なのでしょうか、深い呼吸も、お腹の底から笑うことも、想いを歌に乗せることからも遠くはなれ、生身のからだを生きている実感から遠のいているように思うのです。

旅するカタリの一座は、そんな失われてゆく声の行く末を深く案じておられるのかもしれません。次はどんなお友達を連れて来てくださるのでしょうね。

ぽろりと落ちた鬼の爪や、角や、拵えていると猫の抜けた乳歯にもみえてきた、中身は美味しい柚子の味。当日みなさまへお配りしたお菓子のひとつ。

10日(月)開催の「奈々福笑い」、おかげさまでほぼ満席でございます。   みなさま、毎度ご贔屓に。しかしながらせっかくのこの機会、「行けないと思っていたけれど、急遽予定が変わった」という方、お席をお作りいたします。    今一度、諦めずにお知らせくださいませ、

そうだよねぇ、ほんの10年前の冬の奈良ってこんな感じだった、公園の鹿たちも所在なさげに佇んでいてね、歩いている人も疎らでね、と口々に呟くここ数日の奈良の静寂。空気も、きんと冴えていて北国育ちの私にはとても懐かしい感覚。

ストーブの炎をつらつら眺めていると、柚子味のお菓子が食べたくなり、今日も焼く。先月仕込んで置いた柚子蜜が良い漬かり具合。