カテゴリー: Diary

つぶ、つぶつぶつぶ。
ただいま北海道。
いくらの旬です。
魚屋の軒先から、はちきれんばかりの色っぽさで彼らが手招き。
ぬるま湯でほどいて、さっと塩を振るとみるみる赤く染まります。
しょうゆ漬に致しましょう。
新米も炊かなくては！

「タルトときんつば展」にお越し下さいました皆々様。
誠にありがとうございました。
羽ばたいたお菓子たちがひと時の喜びとなりますように。
お客様に深く感謝するとともに、
日々もくもくと力を尽くしてくれている物静かな存在、
小麦粉や、卵や、バターや、お豆や、果物や、健やかな砂糖たちにも、心からの賛辞を。
彼らと手をぎゅっとつないで、これからもぽくぽく歩んでまいります。

宇治・えぜこ展初日です。
あっという間に、お菓子たち、飛び立ってゆきました。
ありがとうございます。
えぜこさん、営業時間は日没まで、とありますが、とっぷり暮れてものんびり開いています。
お仕事帰りにも、ふらりといらしていただけたら。
全力で仕込みますが、なにぶん一人での作業ですので数に限りがございます。
どうぞお許し下さいませ。

はじまります。
明日から、「喫茶えぜこ」さんへ。
おいしい珈琲を飲みにいらして下さいね。

この細長い莢に、小豆がみっちり。
莢から外す作業もたいへん。
てまひま、てまひま。

北海道・十勝。ここはたくさんのお豆たちのふるさと。
一面に広がる小豆畑をえんえんと歩く。
今年もどうか豊かな実りを下さいますよう。
見上げれば遠い空。澄んだ風がきえてゆきます。