おてつだい
季刊うかたま 2012 vol.25{冬} 「和豆 ・洋豆の定番料理」にて、小豆・ささげ、いんげん豆のレシピを担当いたしました。  (Click!)
原材料の産地について

変わらぬご贔屓、いつも誠にありがとうございます。

311の原発震災に由来する、食材の汚染が気になる毎日です。
これまで、「国産・オーガニック」にこだわって参りましたが、この価値観を変更しなければならない事態にやりきれなさを感じています。
いろいろな説が飛び交っておりますけれども、本来は身体に入れるべき物質ではないものです。
他人任せにせず、自らで防いでゆくしかありません。まめすずで使用する材料の選択も、できるだけのリスクを軽減する姿勢で参ります。

・青果・卵・豆類は、北海道・関西以西の産地。
 卵は、鶏の餌によって汚染度が変わるので注意なさって下さい。卵の殻の強度を増すため、魚粉などを食べさせています。
 土壌調査が進む中で、道東地方の汚染が思いのほか進んでいることが明らかになって参りました。
 北海道は安全である、と故なく信じることは難しいです。
・小麦粉は北海道産ですが、セシウムの移行率が高い植物ということもあり今後の使用を検討中です。検査結果を参考に判断いたします。
・全粒粉など、皮をまるごと食用する材料は昨年産の在庫が無くなり次第、海外産に切り替え。
・洗双糖(きび糖)は種子島産ですが、海外産に切り替えることも検討中。
・なたね油は関東産から九州産に変更、紅花油は島根産。
・牛乳、生クリーム、チーズはもともと苦手なこともあり、使用しておりません。
 生乳からの移行率が低いと考えられているバター。
 十勝産のものを使用しておりますが、焼き菓子の大半をナチュラルスイーツに転換させ、摂取量を減らしてゆきます。
・有機豆乳は熊本工場で生産されたものと、米産「エデンソイ・オーガニック」の2銘柄を使用しています。
・塩は石垣島沖のものを愛用しておりましたが、在庫が無くなり次第変更いたします。

農作物に罪はありません。だからこそ、本当に哀しく、無念です。
農家の皆さんの胸中を思い、悩む日々ですが、将来を担う小さなお子さん達が召し上がることも考えたら、現時点で安心できる食材を選ばざるをえません。

仕入先変更に伴うお菓子の価格値上げにつきましても、どうか、ご理解いただけますよう心よりお願い申し上げます。
お尋ねになりたいことがございましたら、何なりとご連絡下さいませ。
変更事項などは随時ホームページ上でお伝えして参ります。

どうぞごひいきに。
がさがさ、ごとごと、わたわた、ようよう。お店(の、ようなもの)ができました。 (Click!)
豆たちとともに、のんびりお待ちしております。
ちょこっと
レシピのお手伝いを致しました。(まめすず・能登山晶子)
季刊うかたま vol.21{冬} (農文協刊) おやつノート  豆のおやつ にて → (Click!)

いますぐ作りたくなってしまう、たのしいおやつレシピがもりもり!作り手の愛情がたっぷりつまった雑誌「うかたま」、どうぞご覧下さいね。

ぼちぼちと。
展示会の日取りが決まってきております。
まずは、1月。宇治「喫茶えぜこ」さんにまたまたお邪魔いたします。

まめすずの意匠を一手に担う、小幡明(おばためい)のデザインによるDM、今回も必見です!
小幡明 HP→ (Click!)
おたのしみに。

小幡 明×まめすず 「日の豆 月の豆」展 終了
 
京都・五条堀川「ギャラリー アンテナ」 (Click!) まで、はるばるお越し下さいました皆様。
ありがとうございました。
またお会いいたしましょうね。