ある風景が、ふいに軽やかに蘇り、ふと立ち止まる。
苺は、きっと万人の記憶のきっかけになっている果物には違いない。
揺るぐことなどない幸の中で息をしているのは、常春の色と曲線と、その紅い薫り。