彼女たちと暮らしていると、小柄な肢体がふいに大きく見えるときがある。

にんげんなんて、形が膨らんでいるだけで偉くなんかないと痛感させられる一瞬が、しかしとても好きだ。

愛おしい小さな獣たちに幸いあれ。