展示会、いつになくマフィンばかり焼いています。
こちらは、みかんを皮ごとキャラメリゼしたもの。

雨のなか、多くの方に訪れていただき。
メイちゃんのお豆モチーフの銅版画、次々とお嫁入りしてゆきます。
壁を埋めるのは豊かな表情の小さなお豆たち。
この展示、誰よりも私がいちばん見たかったかもしれません。
豆に囲まれ、感無量。

秋の夜長。
メイちゃんは、こうこうとついた電灯の下、新作菓子のポップをカリカリ書いてくれています。
毎度のことですが。
ありがたや。

ああ。いいなあ。かわいいなあ。
「大袖振」という名の大豆です。
北海道産の豆、と一口に申しましても、
地方により品種も様々、希少な豆を細々と守って下さっている農家さんもいらっしゃいます。
作付け面積が広くはないお豆は、
地元から外へ出てお目見えすることがなかなかありません。
今回は十勝で会えました。
ぎゅっと力強い、大地の味が口いっぱいに広がります。

秋のまめすずの十八番。洋梨のキャラメルケーキ。
キャラメルが、じゅわーっと染み込んだ端っこ、たまりません。
果肉はとろとろです。
焼きたてほかほかはもちろん、きりっと冷やしても。
洋梨の澄んだ香りが引き立ちます。
シャンパンとも合いますよ。